1/24(日)で最終日となった「Beuys in Japan:ボイスがいた8日間」(@水戸芸術館)にギリギリで行ってきました。
私がボイスを知ったのが1993年の栃木県立美術館の企画展「冬のメルヘン-20世紀ドイツ美術の神話」ですから、あれから16年になるんですね
今思えば高校生だった私には「社会彫刻」や「拡大された芸術概念」なんて当然理解できるわけもなく、分かった気になって思索を巡らせていたように思います。
社会人になり、様々な人と出会い、様々な環境に接する中で「社会彫刻」に対してのイメージを少しですがリアルに実感できるようになってきたと思っています。
今、ソーシャルウェブ、ソーシャルメディアに関わる自分がまさに「社会彫刻」を実践しうるプラットフォーム作りに携わっているのではないかと考え、そこを仕事の大きなモチベーションとしている部分もあります。
ソーシャルウェブが芽生え発展しつつある現在の社会の中で、かつてボイスが掲げた理念や思想が、少しでも社会に浸透する土壌が形成されているのだとしたら、それほど素晴らしいことはないかと。。
個人的にはこれからもその可能性を信じて活動していきたいと思っています。