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エピファニー(公現祭)とガレットデロワ

日常 食・グルメ

私はカトリックではありませんし、とくに何か信心深いというわけでもありません。
1月6日がキリスト教の祭日にあたることも数年前までは全く知りませんでした。
そもそもは妻がこういうヨーロッパ文化に関心が高く、その影響で数年前から我が家では1月6日にはガレットデロワを用意して、このエピファニーを祝う(というか楽しむ)というのが習慣になっています。


まず、エピファニー(公現祭)とは何ですか?というと……

公現祭(こうげんさい、ギリシア語: ἐπιφάνεια, ラテン語: Epiphania domini, 英語: Epiphany)は、西方教会カトリック教会・聖公会プロテスタント諸派)において、異邦への救い主(イエス・キリスト)の顕現を記念する祝日。カトリック教会で「主の公現」とも表記される。聖公会ではこの祝日のことを顕現日(けんげんび)と呼び、対応する期節を顕現節(けんげんせつ)と呼ぶ。「主顕節」などとも呼ばれる。
(中略)
この祭日のルーツは小アジア(現代のトルコ)などの地域にあると考えられている。もともとはエピファネイア(現れ)という名称によってイエスの誕生から東方の三博士の来訪、イエスの子供時代のすべての出来事、ヨルダン川で洗礼者ヨハネに洗礼を受けるまでの、降誕祭を含めたすべての祝いを含んでいた。

公現祭 - Wikipedia

つまり東方の三博士が来訪し、キリストがこの世に顕現した日=誕生したことを祝う日で、つまりクリスマスはもともとこの1月6日に祝われていたようなんですね。
それが後になって12月25日にクリスマスをお祝いすることが「主流」になると、12月25日と1月6日とでそれぞれ誕生を祝うのはいかがなものか……ということで、12月25日から1月6日の間を「降誕節」としてお祝いするようになったということです。(この辺、宗派や地域によって諸説、経緯があるようなので"あくまでざっくり言うと…という感じです)


そういう経緯はともかくとして、いまでは東京の有名な洋菓子店の多くで、1月6日にあわせて期間限定で「ガレットデロワ」が販売され、徐々に日本でも「エピファニー」の認知が広まっているように思います。

ヨーロッパやアメリカ州カトリック教会の信仰が盛んな地域では豆や小さな人形、貴金属などを入れて焼いたケーキや菓子パンを切り分け、この豆などが当たった人をその日だけ王とする習慣があり、例えばフランスのガレット・デ・ロワなどがこれにあたる。

公現祭 - Wikipedia


この「エピファニー」の「ガレットデロワ」には「フェーヴ」と呼ばれる小さな人形が埋め込まれていて、切り分けた際にその「フェーヴ」が当たると"王様"として振る舞える。というゲーム的な習慣があり、これもまた「エピファニー」の楽しみとしてヨーロッパでは定着しているようです。
またこの「フェーヴ」は様々なお店で趣向を凝らしたものが毎年用意されるので、この「フェーヴ」をコレクションしていくのもまた楽しみの一つとなっています。(我が家でも毎年の「フェーヴ」は大切に取ってあります。)


冒頭で述べたとおり、私も妻もキリスト教徒ではないですし、信心深いわけでもないです。
エピファニー」を祝うというよりも、この期間限定の「ガレットデロワ」と、趣向を凝らした「フェーヴ」を楽しみに毎年この日を迎えている次第です。
普通にお菓子として「ガレットデロワ」は美味しいですし、毎年各店でどんな「フェーヴ」が用意されるのか、イベントとして楽しいものだと思います。
今年のエピファニーはもう終わってしまいましたが、もうしばらく店頭には「ガレットデロワ」が並んでいるお店が多かと思います。
どこかでまだ残っている「ガレットデロワ」を見掛けたら、ぜひ購入してみてはいかがでしょうか?

我が家のこれまでのエピファニーの様子

今年2016年はラデュレ
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2015年はジャンポールエヴァ
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2014年はジョエルロブション
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2013年はヴィロン
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