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海外旅行、特にヨーロッパでは必携のデビットカード!!!さらばユーロコイン、さらばポンドコイン

今年は海外旅行をする機会が2度あり、そこでまさにVISAデビットカードが非常に活躍したことを報告します。

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ヨーロッパでは当たり前!!驚きの普及率

ヨーロッパ、特にロンドンに行って思ったのは、デビットカードがあまりにも普通にカジュアルに使われていることでした。
スーパーのレジにはもちろんのこと、街中の小さなカフェにも、レジ脇には必ずデビットカードリーダーが備え付けられていました。ロンドンで立ち寄ったお店にはほぼ100%カードリーダーがあったように思います。
そして、そのカードリーダーにごく普通にカードを差し込んでpinコードを打ち込むご老人の姿を何度見たことか!(もちろん若者も普通に使ってる様子は何度も見ました)

発行枚数を見ると、クレジットカードが約7,300万枚であるのに対して、デビットカードは約7,600万枚が発行されています。イギリスでカード利用の対象となる成人人口は4,500~4,600万人と言われますので、平均すると1人当たり1.5枚のデビットカードを持っていることになりますね。つまり、英国民にとっては、デビットカードのほうがクレジットカードよりもメジャーな存在になりつつあります。

出典:イギリスに見るデビットカードの普及事情 | NFC & Smart WORLD

驚きですね!イギリスではクレジットカードよりもデビットカードの方が発行数多いんですね。
妻がクレジットカードで会計しようとスーパーのレジでカードを店員に渡したところ「え、デビットカードじゃないのかよ〜」とばかりにあからさまに面倒くさそうに対応されたのには驚きだったわけですが、たしかにデビットカード当たり前の当地ですし、お客さんが勝手にpinコードを入力すればOKなデビットカードに較べて、わざわざサインを貰わなければならないクレカは店員にとっては面倒でしかないですよね。
郷に入っては郷に従え……ではないですが、特にロンドンにおいてはクレジットカードを使うよりも、デビットカードを使うことはオススメできるかと思います。

コインレス最高!!慣れないユーロコイン、ポンドコインを使う面倒から解放されます

実際、ヨーロッパでデビットカードを使った最大の理由はこれでした。
慣れない硬貨を使うのが本当に面倒で、何も考えずにサッと支払いのできるデビットカードはまさに救世主といえる存在です。
まぁ慣れれば平気なんでしょうが、わずか数日の旅行でそれぞれのコインの大きさや形状、色を覚えて正確に使い分けるのは辛いと思うんですよね。
https://www.euinjapan.jp/wp-content/uploads/uid000004_20090220232019fb4d0948.jpg
出典:https://www.euinjapan.jp/union/euro-economy/
https://uk-kankou.com/wp-content/uploads/2013/08/British_coins1.jpg
出典:イギリスの通貨の種類 | イギリスロンドン 観光留学攻略ガイド

なんでしょうか、このマチマチな大きさに形!!
1ユーロよりも50セントの方が大きいかったり、ポンドなんて50ペンスと20ペンスは円形ですらないですからね。
特に大きさはちょっとしたトラップですよね……まぁ大きさだけでなく厚さでも判別はできるので、慣れれば平気だとは思うんです……慣れれば……
でもミラノ〜ヴェネツイアで4日、ロンドンなんて2日しか滞在しないわけですから、もう使いこなすのなんて最初から諦めました(だってデビットカードで充分だし)
というわけで、硬貨の使い分けから解放された今回の旅は非常に快適な買い物&飲食を楽しむことができました。

いくら両替するかなんてもう悩む必要なし!ATMでお金を引き出せる幸せ

今年の台湾旅行の直前にVISAデビットカードを作った私ですが、これはもう大正解でした!
いままでは空港の両替カウンターでまとまった額を両替して……その現金をなんとかやり繰りして過ごしてきたわけですが……
いや、ATMって便利ですよね!
普段日本では当たり前に使っているATMですが、それが海外で使えるとは!
もちろんクレカでキャッシングするというATMの使い方もありますが、クレカは所詮クレカ
デビットカードで自分の口座から直接引き出す安心感と、クレカのそれとはやはり違いますよね。
安心して、街中のATMから必要なときに必要なだけ現金を引き出せる。ただそれだけのことがこんなにも幸せなことだとは……
そして、余分な現金を両替することもなくなるので、これは実に経済的でもありますね。
帰国してから思った以上に余ってしまった通貨を空港で再度日本円に両替することってあると思うんですが、「必要なときに必要なだけ引き出す」デビットカードだと、この余分が解消できるんですね。




手数料の話

ちなみに、空港や銀行で両替するのと、現地のATMで引き出す手数料、いったいどっちがお得なの??って話もあると思います。
実は私はそこまでシビアに計算してデビットカードを使っていたわけではなかったです……
そこで今回あらためて調べてみて気づいた事実

http://www.bk.mufg.jp/tsukau/visadebit/tokucho/shopping.html#link04
海外キャッシュサービス|クレジットカードの三井住友VISAカード

クレジットカードでキャッシングした場合と、デビットカードで引き出した場合でいうと、手数料はどちらも108円/回で同じなのですが、デビットカードの場合はそこに別途

海外でのご利用については、Visaが定める為替レートに、当行所定の海外事務手数料(3.0%)を上乗せしたレートで円貨換算します。

海外事務手数料(3.0%)!!!
そんな…………

はい、というわけで海外の両替ではクレジットカードのキャッシングが一番有利!ということでした。
次回からはこの方法でいこう……
はい、でも「自分の口座から直接引き出す安心感」はありますよね。クレカでキャッシングすること自体に抵抗感ある方も多いと思いますので、デビットカードでの引き出しはそれはそれで有効だと思います。

以上、海外でのデビットカード便利すぎる ということをざっとまとめてみました。
特にヨーロッパ、特にイギリスに行かれる際には絶対にあると便利なデビットカード
ロンドンから帰った妻も次回の旅行からはデビットカードを絶対作って持っていく!!と宣言していました。
皆様も海外旅行の際にはデビットカードを携行してみてはいかがでしょうか。

https://htn.to/bsDeCP

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ヴェネツィア路地散歩……霧の夜のバール巡り

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11月にミラノ、ヴェネツィア、ロンドンへと旅をしてきました。
今回はその中でヴェネツィアのことを書きたいと思います。
ミラノに滞在したあとヴェネツィアに移動して、一泊だけの滞在でしたがヴェネツィアを満喫してきました。

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ミラノ〜ヴェネツィア間は電車移動で2時間半くらい。電車は事前にネットでeチケットを購入すると定価の半額くらいになるのでお得です。

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ヴェネツィアへは自動車は規制されていて入れません。したがって主な交通手段は水上バス水上タクシー
街中を縱橫に細かい運河が張り巡らされていますが、その中でもグランカナル(大運河)と呼ばれる大きな運河を水上バスが運行していて、ちょうど街中をぐるっと回り込むような形で水上バスで移動できるようになっています。
上の写真は滞在したホテル近くのアカデミア橋(その右下に見えるのが水上バスの発着場です。)水上バスの路線図を見るとグランカナルが街中をぐるりと回り込んでいる様子が分かります。

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ホテルで一休みした後は徒歩でサンマルコ広場へ。(ホテルから広場までは徒歩で10〜15分くらい)

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広場に面した一角にある「カフェ・フローリアン」
1720年に創業したヴェネツィアで最も古いカフェで、カフェラテ発祥のお店といわれているそうです。

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ヴェネツィアといったらこれですね、ゴンドラ。
細かな運河を辿って、街の裏側を見るような感覚は試してみる価値はあると思いました。(それなりに高額ですが……)

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リアルト橋は工事中で反対側から見ると完全にDIESELの広告で覆われていたのですが(写真は撮り忘れてしまいました。)このリアルト橋の修復プロジェクトにDIESEL創始者が出資しているからなんですね。(なるほど)

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滞在したアカデミア美術館近くのホテルです。中心部から少しだけ外れているので人混みもなく静かなエリアでした。

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夜はホテルの近くを散策しながらバール巡り…
ヴェネツィアらしい霧の夜で、雰囲気は最高。上の写真は地元の人で賑わっていた運河沿いのバール。まだ18時頃で日本に較べて夜が遅い当地は珍しく早い時間から混んでいるお店でした。

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夕食は予め行くと決めていたオステリアへ。
魚介がオススメのお店ですが、特にテーブル前で調理するスズキのカルパッチョがイチオシということで早速オーダーしました。目の前でご主人が捌てくれるのですが……板前さんの包丁捌きを見慣れた日本人からすると、ちょっと雑に見えるパフォーマンス(苦笑)
とはいえ、味は最高でした。イカスミのバスタも美味しかった!(さすが海の街ヴェネツィア

食後も霧の街をぶらぶら……

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良さげなお店が幾つかあったのですが、満席で入れなかったりラストオーダー後だったりで、結局ホテル近くのバールにもう1軒だけ寄ってヴェネツィアの夜は終了と相成りました。

こちらは一番気になった満席で行列していたお店

ホテル近くのバール(深夜まで営業しているカジュアルな感じのお店でした)上の写真のブルスケッタは美味しかった!

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翌朝、夜は閉まっていたバールが空いているのを発見したので迷わず突撃。とても良い雰囲気のお店だっただけに夜行けなかったのが残念……
そういえばヴェネツィア来たのにジェラート食べてない!と思って帰りのサンタルチア駅ではGROMに駆け込んでジェラートを購入(当然ながら美味しかったです)

そんなわけで、食べて飲んで歩いて……な、ヴェネツィア道中でした。
やはり一泊では全然足りなかったので、次はもう少しゆっくり滞在したい!