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サガン久々のツール勝利!迫力の上りスプリントは圧巻:ツール・ド・フランス2016第2ステージ

ツール・ド・フランス2016

ツール・ド・フランス2日目。昨日のコンタドール新城幸也の落車の影響が気になりますが……ひとまず2人とも無事に今日もスタートしていて良かった……


平坦ステージにカテゴライズされてますが、4級3つ、ラストは最大勾配14%の3級山岳が控える、なかなか難しいステージです。
登り基調のゴールスプリントということで今日はペーター・サガンの久々のツール勝利なるか!?といったところが見どころ。

昨日、山岳ジャージを獲得したポール・ボスが今日も逃げに加わって奮闘。ボーラ・アルゴンは来年のワールドツアー入りを目指しているとのことで、今回のツールでも士気は高そうですね。
イアムやティンコフが今年でチーム消滅してしまう中で、勢いのあるチームがあるのはいいことですね。

そして、落車ってやっぱり後を引くというか、連鎖するというか、今日もコンタドールは不運に見舞われてしまいました。今日も結果的にフルームやキンタナといった総合有力勢に対してタイムを失う結果に……厳しい。

近年、グランツールの中でも特に逃げがなかなか決まらないツール・ド・フランスですが、今日の展開は面白かったですね。もう一息というところまで逃げに逃げたジャスパー・ストゥイヴェンは素晴らしかったです。

そして、サガン、アラフィリップ、さらにはキンタナやフルームといった総合勢までもが絡んでのラスト1kmの展開は熱かったですね!
最後の最後にアラフィリップをかわして「なんと初めてのマイヨジョーヌ」を勝ち取ったペーター・サガン、、凄かった。
そしてサガンを最後まで牽引したクロイツィゲルのアシストも良かったですね。

いやー、サガンマイヨジョーヌ、、凄い(そして、今日から"予定通り"マイヨヴェールも獲得ですね)
これまでも十分に活躍してきたペーター・サガンですが、世界チャンピオンとして挑む今年のツールでの活躍はこれまで以上に期待です!!

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復活のカヴェンディッシュ…スプリンター勢揃いの2016年ツール・ド・フランスが始まりました!!

ツール・ド・フランス2016
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今年も夏が始まりました!ツールの7月がやってきました!
今年はモンサンミシェルからスタート……これからの3週間が楽しみですね。


モンサンミシェルからの188km平坦ステージ。海沿いのコースなので強い横風がレースにどんな影響をもたらすか……
といった状況でしたが……

まず、残念ながら大きめの落車が何度か起きてしまいましたね……
それぞれ別の落車ですが、コンタドール新城幸也が落車に巻き込まれてしまったのは心配です。
近年特に風の強いステージでは熾烈な位置取り争いから落車が引き起こされてしまう状況がよく見られますが、今年のツールでも落車が残念ながら多く起きてしまうのかもしれません。
昨年のトニー・マルティンや、ファビアン・カンチェラーラマイヨジョーヌを着ながらも、落車によってツールを去ってしまった辛いシーンが思い起こされます。今年はそんな辛いシーンは見たくないですね。

復活のマーク・カヴェンディッシュ

マルセル・キッテルアンドレ・グライペルペーター・サガン、そしてマーク・カヴェンディッシュら、現在トップのスプリンターが顔を揃えた今回のツール。
ジロ・デ・イタリアの圧倒的な勝ち方を見ていても、キッテルが頭抜けてるかなぁ……と思っていましたが、いやいや、そんなことはなかったですね

結果的には

と、上位陣は予想通りの顔ぶれですが、なんとその中で勝ったのは……カヴェンディッシュでしたね!
かつての連勝を重ねていた記憶が強い私にはカヴェンディッシュの久々のツール勝利は本当に嬉しい!!
今年ディメンションデータに移籍して、マーク・レンショーやベルンハルト・アイゼルら、かつてのHTC時代のアシスト勢と再びチームを組んでカヴェンディッシュ復活!これは個人的にもロードレースファン皆にとっても嬉しい状況ですね。
ペーター・サガンもしっかり3位に食い込んでいますし、こちらも久々のツール勝利を期待したいです。

総合争いは意外にも波乱

落車の影響、風の影響もあって、初日から意外にも総合勢の間でもタイム差がついてしまいましたね。
特に酷い落車に見舞われたアルベルト・コンタドールの明日以降の状況が気になります。
昨年のジロでも肩を脱臼しながらも最終的には総合優勝を果たしましたし、怪我には強いイメージのあるコンタドールですが、他でもないツールですから熾烈な3週間をどう戦えるのか、気になります。

ともあれ、始まったツール・ド・フランス2016
今年はスプリントも盛り上がりそうですし、もちろん総合争いも気になりますし、3週間目が離せません!!

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↓HTC時代のカヴェンディッシュは凄かった!2008年4勝、2009年6勝、2010年5勝、2011年5勝、と信じられないくらいのステージ勝利を量産していたかつての強さが今年は見られるか、非常に楽しみです!!
Mark Cavendish is the Best Sprinter of 2010

ジロ・デ・イタリア2016開幕 …… そして2017年ジロが日本開催?!

今年もグランツールの季節到来!ジロ・デ・イタリアが5月6日から開幕しました。
今年のジロ・デ・イタリアはオランダで開幕し、stage1〜3がオランダで実施となっています。
2006年セラン(ベルギー)、2010年アムステルダム(オランダ)、2012年ヘルニング(デンマーク)、2014年ベルファスト北アイルランド)ときて今年2016年はアペルドールン(オランダ)と、近年のジロ・デ・イタリアはイタリア国外での開幕が増えています。
ヨーロッパではロードレース人気は圧倒的ですし引き合いも多いのでしょうけど、ことイタリアのことなので金銭面での思惑も多分にあるのだろうと想像します……

そんな中、実に驚くべきことですが、なんと2017年のジロ・デ・イタリアが日本で開幕?という噂があったんですね
www.cyclowired.jp

ヴェーニ氏は「何より(日本は)距離が遠すぎる。時差を調整するためにどれだけの休息日が必要か考えて欲しい。2016年のオランダ開幕を実現するために休息日を追加するだけで苦労したのに。実際にアメリカや中東など世界中からプロポーザルを受けているが、いずれも実現には時間を要する。

まぁ、そりゃそうですよね……
オランダ開幕の今回でさえ、移動のために通常よりも1日余分に休息日を設けて対応しているわけですから、日本からイタリアへの移動ともなるとさすがに実現は難しいですよね。
実際に日程調整が出来たとしても、さすがにレース中に3日も間が空いてしまうのは興ざめですし……

なお、スクープ記事によると招致予算は3,500万ユーロ(約46億2,000万円)。出場チームにはそれぞれ50万ユーロ(約6,600万円)が支払われるとされる。

でも46億円で招致が叶うのだとしたら、金額だけでいうと現実味がないわけではないですよね。
無理とは思いつつも、「もしジロが日本に来たら……」と考えると、これは全くもって革命的なことです。

さて、そんなジロ・デ・イタリアはオランダでの開幕3ステージが終了しました。

ステージ1はトム・デュムラン、ステージ2・3はマルセル・キッテルがそれぞれ勝利し、ここまでは完全なる大本命が順当に勝利を手にしました。
J・C・ペローの落車リタイアという悲劇はあったものの、ここまでは特に波乱もなく進んでいます。

総合争いではニーバリ vs ランダ、が2強と目されていますが、残り18ステージでいったいどんな展開が待っているのでしょうか。実に楽しみです。
個人的にはエステバン・チャベスあたりが上手くハマって2強に食い込んでくると面白いことになりそうだな……とか、実はジロ初参戦のバルベルデがどんな走りを見せるのか……とか、やはりティンコフ贔屓なので、ラファル・マイカは気になる……とか、
案外2強以外のところに興味があったりもします。

と、まぁ、まだまだ始まったばかりのジロ・デ・イタリア、これからのイタリアでの残り18ステージが本当に楽しみでなりません。

www.jsports.co.jp

Giro d'Italia, Stage 13www.flickr.com

ブエルタ始まりました

今年は意を決してJ-SPORTSオンデマンドに加入し、ここまでジロ、ツールと全ステージを観戦してきました。
ブログにも書いていこうと思いながら、1文字を書かないままにブエルタ・ア・エスパーニャ開幕……

コンタドール、ニーバリ、フルーム、キンタナの「BIG4」ないし「ファンタスティックフォー」によるグランツール争いも残すところブエルタのみとなりました。
残念ながらブエルタにはコンタドールはエントリしていませんがニーバリ、フルーム、キンタナの「BIG3」を初め、モビスターからはバルベルデ、アスタナからはファビオ・アル、ミケル・ランダがエントリし、それぞれツートップ、スリートップ体制でブエルタに望んでいます。
他にもBMCのT・J・ヴァンガーデレン、サミュエル・サンチェス、カチューシャのホアキン・ロドリゲスらが総合系ではエントリされていますし、個人的にはティンコフのラファエル・マイカの活躍にも期待したいと思っています。

またスプリンターでは、ツールで落車リタイアと苦渋をなめたコフィディスのブアニはリベンジに燃えているでしょうし、ツールで未勝利に終わったジョン・デゲンコルブも相性のいいブエルタでは活躍を期しているかと思います。
こちらも個人的にはティンコフのペーター・サガンに注目しています。

ツールでは「異次元の力」を見せつけながらステージ優勝は叶わなかったサガン
スプリンターでありながら今年のツールでは総合でも40位代につける総合力、登坂力を発揮した、その実力をブエルタではどのように見せつけてくれるのか、非常に楽しみです。

今夜からブエルタ・ア・エスパーニャ

ツール・ド・フランスの終了から、もう一ヶ月になるんですね……
そして今夜からはブエルタ・ア・エスパーニャ

ツールが終わり7月も終わる…… - art × social × blog

ツールでは途中リタイアの辛酸をなめたフルームとコンタドールが揃ってエントリしているのは本当に嬉しいかぎりです。

そこに加えて今年のジロの覇者、キンタナが同年のグランツール2大会制覇をかけて参戦するという、いつにも増して注目ポイントの多いブエルタですね。

それにしても正直無理だろうと思われたコンタドールが参戦するのは驚きです。
さすがに本調子とはいかないのかもしれませんが、ツールでは見ることが叶わなかったフルームとのガチンコ勝負はぜひとも見たいもの。

そしてナイロ・キンタナ
2013年のツール1位、2位の対決がブエルタの舞台で見られるわけですね。これも本当に楽しみです!

個人的には、(怪我明けもあって)ツールではいまひとつ精彩を欠いたホアキン・ロドリゲスの活躍にも期待しています。

また寝不足の毎日が続くなぁと思いつつも、楽しみな3週間になりそうです。


(とにかく、コンタドールとフルームをまた見られるのが最高に嬉しい!!!)

ブエルタ・ア・エスパーニャ - Wikipedia
アルベルト・コンタドール - Wikipedia
クリス・フルーム - Wikipedia
ナイロ・キンタナ - Wikipedia
ホアキン・ロドリゲス - Wikipedia

ツールが終わり7月も終わる……

 

3週間の戦いが終わりました、ツール・ド・フランス2014

 

とりあえずざっと振り返っての雑感……

 

  • 落車に始まり落車に終わった3週間
  • パヴェ区間の賛否(辛いけどエキサイティングではあった)
  • エース不在でも存在感を見せたティンコフサクソ(M・ロジャース、マイカ!)
  • パンターニに以来のイタリア人チャンピオンに感動(ニーバリ圧巻の強さ)
  • トニー・マルティンが本領発揮!(TTの走りはまさに異次元)
  • J・C・ペローの冷静と情熱(37歳にして初の表彰台おめでとう!)

カヴェンディッシュ、フルーム、コンタドールと主役たちが次々と去っていく中でどうなるものやら……と途中でテンションも下がりそうでしたが、結局のところ最後まで見続けて良かったと思える充実したツールだったと思います

そして、ブエルタ・ア・エスパーニャまでしばらく暇になったので、夜のランニングに精を出そうかと思う今日この頃